羽根車流量計

 

羽根車流量計 

測定原理

流れを絞って羽根車の先端にに当て回転させる。回転数が流量に比例する。接線流羽根車流量計ともいう。

長所

構造が簡単で安価。流れの監視用に適す。

比較的小流量まで測れる。

透明部分がある製品は羽根車の動きを直接監視できる。

流量計前後の直管部不要。

使用上の注意

液体専用。

磨耗する部品(回転軸受け)がある。

 

タービンメータ

測定原理

パイプの中に流れに直角に羽根車を置き流体で回転させる。回転数が流量に比例する。軸流式タービン流量計ともいう。

長所

測定精度が高い(指示値の0.2-0.5%、ただし低価格品は例外)。

メータボディが小型軽量である。

使用上の注意

低粘度のクリーンな液体専用。ストレーナ設置を推奨する。

流量計の上流側10D以上、下流側5D以上の直管部が必要。

磨耗する部品(回転軸受)がある。