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測定原理
上が広がったテーパ管の中にあるフロートが、上向きの流れに押し上げられ自重と釣り合った位置で止まり流量値を示す。直管の中に絞りを置き、絞りの中でテーパ状のフロートが上昇する方式もある。
一般にテーパ管の材質と用途により次の3種類に大別される。
ガラス管面積式:透明なガラステーパ管を用いた標準的製品。
金属管面積式:金属テーパ管を使用。高温・高圧に耐える。
パージメータ:小流量の監視用。
特 長
■構造が簡単で安価。
■液体・気体・飽和蒸気が測定可能。
■材質の選定により腐食性流体に適用可。
■中粘度の液体の測定が可能。
■動作に外部エネルギー(電源)が不要。
■流量計の前後に直管部が不要。
■圧力損失が比較的小さい。
使用上の注意
■取付け姿勢は垂直のこと
■金属管面積式以外は流体が透明なこと。
■流体の密度変化は指示誤差となる。
参考情報
■サニタリ仕様あり。