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測定原理
流体が流れているチューブを流れと垂直方向に振動させると、流体から反力(コリオリの力)が生じチューブが変形する。変形の度合いは流体の密度×速度に比例するので質量流量を知ることができる。
(参考)次のURLに解説あり。(直接リンクが認められておりませんので、このURLをコピーしブラウザーの「ファイル→開く」に貼り付けてクリックして下さい。)
http://www.oval.co.jp/techinfo/coriolis/coriolis1.html
特 長
■質量流量が直接測定できる。
■測定精度が高い(指示値の±0.15%)。
■流量範囲が広い。
■高粘度流体の測定可能。
■流量計前後に直管部不要。
■脈動流に追従できる。
■密度信号が得られる。
使用上の注意
■外部振動の影響を受けやすく取付けに注意を要する。
■圧力損失が比較的高い。
参考情報
■チューブのデザインは多岐に渡るがパラレル型とシングル型に大別される。パラレル型は外部振動の影響を比較的受けにくいが、気泡などの偏在により、チューブ間のバランスが崩れると動作が不安定になる。シングル型は流量信号のレベルが低く設計が難しい。